【愛だけ残して】



泣きながら一人目を覚ました 真夜中過ぎの部屋の中
隣に眠るハズの貴方の 姿探すけれど
広すぎるベッドの上には 2つの枕並んだまま
暖かな手も絡めた足も 今は何処にも無くて
目が覚めると隣に眠る 貴方の寝顔見てはにかむ
そんなささやかな幸せが ずっと続くと思ってた

手を伸ばせば 触れ合えた距離
猫のようにじゃれあってた あの頃
近くて遠い 記憶の中に
映る 幸せな2人


夢の中貴方の名前を 何度も何度も叫んでた
だけど貴方は困ったように ただ笑うだけで
目が覚めてもベッドの中には 貴方の姿も温もりも
今は影すらも見当たらない どんなに強く求めても

手を伸ばせば 触れ合えた距離
猫のようにじゃれあってた あの日々
貴方は空へ 私は陸に
遠く 離されて今は

手を繋いで 歩いた道も
触れた指の温もりも 全て
忘れないから 愛してるから
ずっと 見守っていてね

2人 また逢える日まで